名前だけで連想するなら、まずウニを思い浮かべます。
次にとうふ、そして山。
で結局、なんだこの組み合わは!となります。
いったいなんなんだ…という話ですが、つまるところ、とうふの味噌漬けです。
漬物です。発酵食品です。
そう、発酵食品とお酒は相性がいいんです。
でもってどんな食感かというと、もはや味噌です。
味噌漬けなのに味噌っておかしいですが、豆腐が味噌を吸収して味噌と同化した感じです。
でも全部が味噌のままではなくて、豆腐だったころの形状と風味をわずかに維持しています。
まるで和風チーズのような濃厚な風味が日本酒と相性ばっちり!
とりわけチーズ系と相性のいい熟成タイプや豆腐と相性のいい生酒や本醸造のスッキリタイプで、ほのか甘めの日本酒がおすすめです。
ちなみにウニというのはおそらく、その見た目の色あいと食べ方がウニをいただくように、少しづつつまんで口の中に入れるから…なんじゃないかと勝手に思ってます。
断じてウニの味はしません。
主に九州地方の特産で、発祥は熊本県らしいです。
たまーに居酒屋のメニューで目にすることもありますが、漬ける味噌によって味の幅が広く、同じ山うにとうふでも好みがわかれます。
特におすすめの逸品が熊本県にある五木屋本舗の山うにとうふ(オリジナル)。
伏見の藤岡酒造のバーでいただいてからずっと探し求めていたものがこちら。
お求めやすい価格帯ですが、ネットで買うと送料がばかにならないので関西では唯一の高島屋(大阪店/京都店)の味百選売場でゲットしていただくのがベストかも。
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